感情や意図を表現するための 話し方種別のガイドライン (IT-4012)

JEITA ガイドライン IT-4012(話し方種別ガイドライン)は、 音声合成技術がより広く使われることを目的として、 昨今ニーズの高い「感情や意図を表現する話し方」について、 話し方の一覧をガイドラインとして提案しています。

これまでの音声合成技術では、 人間の日常的なコミュニケーションで用いられる、 多彩な「話し方」を実現できていなかっただけでなく、 そもそも、利用者からどのような「話し方」が要望されているのか、 開発メーカはどんな「話し方」から開発を進めて行くのか、 を利用者と開発者が議論するための共通の基盤すら確立できていませんでした。

そこで、このJEITAガイドライン IT-4012 では

  • 55種の「話し方」種別
  • 「話し方」種別の実現性(実現フェーズ)
  • 「話し方」種別ごとの例文

を示しています。

想定している読者

JEITA ガイドライン IT-4012(話し方種別ガイドライン)は、 以下のような方にお読みいただくことを想定しています。

  • 音声合成システムの利用者
  • 利用者が音声合成システムのベンダに,希望する「話し方」を指定する際の参考として利用できます。

  • 音声合成システムの開発者
  • 自社での技術開発・製品開発のロードマップを策定する参考としたり、 自社製品の特徴や仕様を利用者に伝える際に活用できます。

ガイドライン関連資料

  • ガイドライン抜粋(PDFダウンロード)
話し方種別の「一覧表」(PDF 214KB)
話し方種別ごとの「例文一覧」(PDF 202KB)
  • 解説記事(PDFダウンロード)
    • JEITA話し方種別ガイドライン ━感情や意図を表現する音声合成━
    • 平沢 純一, 中嶌 信弥
    • 電子情報通信学会 会誌 Vol.104, No.1, pp.55-59, 2021年1月
    • Copyright(C)2021 IEICE
話し方種別ガイドラインの「解説記事」 (PDF 518KB)

入手方法

  • ガイドライン本文(紙冊子の購入・ブラウザでの閲覧)
番号名称発行頒価
IT-4012 音声合成技術で感情や意図を表現するための話し方種別のガイドライン 2018.07 5,292円
JEITAガイドライン IT-4012は、 JEITA規格のページ から閲覧と購入が可能です。 その他の規格も 情報処理部門 ヒューマンインタフェースのページから閲覧と購入が可能です。

お問い合わせ

一般社団法人電子情報技術産業協会 
音声入出力方式標準化専門委員会 事務局
事業推進戦略本部 情報産業部
   塩川 大介

〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目1番地3号 大手センタービル
電話: 03-5218-1058 FAX: 03-5218-1077

委員会メイル: info[at]jeita-speech.org
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